開祖忌法要

「開祖が少林寺拳法を創始した理由」への理解を深める

初代師家・宗道臣(以下、開祖)の命日である5月12日に、開祖の「志」に思いを馳せ、遺徳を偲び、その偉業を称えて感謝する行事です。

開祖が亡くなられてから、30年以上が経過し、開祖と共に修行に励んできた方々も、だんだん少なくなってきています。

年月が過ぎれば過ぎるほど、直接開祖の熱い思いを直接聞いたことの無い拳士が多くなり、「開祖の志」から遠ざかってしまいがちです。

開祖忌法要は、開祖がなぜ少林寺拳法を創始し、金剛禅を開創されたのか? そこに込められた思いを、開祖を直接知る方々に御法話していただき、次の世代に開祖の思いをつないでいく、そのような行事となっています。

福岡県教区においても、福岡県教区に所属する道院の道院長やその他古い先生方の中から、特に開祖に近しい立場や関係を持たれてきた先生方をご招待して、開祖との思い出や、様々なエピソードを通じて、「開祖の志を通じて、自己完成への道と人づくりの道に精進する意義」について、御法話していただいております。

 開祖忌法要に参加した門信徒一同は、開祖の思いを胸に、皆が一丸となって金剛禅運動に邁進することを誓い合います。