令和二年 達磨祭

2020年達磨祭

コロナで自粛していた修錬も少しずつ分散して再開を始めた昨今。

秋の気配を感じるこの季節に達磨祭を執り行いました。

まず初めに、専有道場の周りから駅前までの道のりを、

子どもたちは親御さんの協力を得ながらゴミ拾いしました。

 

こんなにたくさんあったよ!綺麗になったよ!
とキラキラした顔でゴミ袋を片手に帰ってきました。

 

久々の全員集合。
久々の全員での経典唱和。
道場に子どもたちの笑顔と活気が溢れていました。
やっぱりみんな揃うと嬉しいですね。

達磨祭では、釈尊の正しい教えと、開祖宗道臣先生が残してくださった想い、

少林寺拳法の教えについて、いま一度度学ぶ機会となりました。
法縁に感謝いたします。

達磨祭

達磨祭の中で、山本忠生道院長から黒帯の拳士へ輪袈裟が渡されました。
新しく黒帯を巻いた4人の拳士は少し恥ずかしそうにはにかみながら、

誇らしげにそれを受け取りました。
そしてその拳士たちを見つめる黄色帯の後輩たち。
さぞかっこよく映ったことでしょう。
式が終わると、見せて!触らせて!と先輩たちに駆け寄っていました。
次世代を担う拳士に期待します。

初めての輪袈裟。。どきどき。

 

達磨祭の後、
子どもたちに新型コロナウイルスに関連する物語を紹介して、

医療従事者の方々の存在、不安から差別の心が生まれること、

自分を守り、周りの人たちを守るために私たちが出来ることについて

考える時間を設けました。

 

まだまだ新型コロナウイルスは油断の許されない状況にあります。
正しい知識と、正しい対策、そして皆様の理解とご協力のもと、

少林寺拳法の修錬を続けていけることに深く感謝しながら、日々精進してまいります。

 

写真の時だけね。とマスクを外して、『せーーの、元気!元気!』

合掌

文責 
筑前古賀道院
副道院長 佐藤有里乃

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