高校時代、剣道部で活躍していたが、大学入学と同時に剣道部に入ろうと思って見学に行ったところ、とても大学剣道部としては、お粗末すぎていました。
ガッカリして帰る途中、中庭で何か大きな気合が聞こえたので、見に行ってみると、これが少林寺拳法との出会いでありました。
卒業後、田中先生の門下となり、その後独立。
自分が少林寺拳法を伝えることを通して、少林寺拳法の技術だけでなく、その背景にある思想や、歴史、武道文化などを伝えられたらいいと思い、設立しました。
なるべく難しい言葉を使わないで、わかりやすい言葉に置き換えて説明するようにしています。
(例:三足転身=コンパスで円を描くように、手首を返す=ドアノブを回すように)
また、拳士が質問しやすい雰囲気を作ることを心がけています。
具体的には、何度同じことを聞かれても笑顔で答えるようにし、柔らかい言葉遣いで、早口にならないように気をつけています。
「何を知りたいのか」と「何がわからないのか」をこちらがいち早く理解して、適切なレベルで指導できるようにしています。
世の中の変化の進化のスピードは驚異的です。
ほんの数年で想像もできなかったような状況が次々と生まれています。
少林寺拳法を教える立場として、これからも少林寺拳法についての知識を積極的に学び、少林寺拳法教えることを通じて、変化していく世の中に柔軟に対応出来る人を どんどん増やしていきたいと思っています。
そして、少林寺拳法の楽しさや教えの素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただき、実感していただけるような、そんな道院にしていきたいと思います。
いかにも屈強そうな男性だけが黙々と殴り合いを続けている・・・、なんてことはありません。
和気あいあいとした中で、道院長も拳士も冗談を言い合って楽しくやっています。
もちろん、親しき仲にも礼儀あり、なのは言うまでもありませんが。
とにかく明るい雰囲気の道場で、毎回の練習が楽しみ!という方もたくさんおられます。
少林寺拳法を始めてからは食事が美味しくなり、今までは線が細く華奢な体が健康的でスタイルも良くなってきました。
運動に対しての苦手意識も無くなってきましたし、 身体を動かすことが苦ではなくなってきました。
多少の運動では息を切らすことも無く なり、日常生活においてもストレスを以前より感じなくなりました 。
実際に道院に通うようになって、少林寺拳法に対する印象が変わりました。
稽古は想 像した通りに厳しく、体力も必要で大変ですがレベルに合わせて指導してくださるので、初心者でも学びやすいと感じました。