高校時代にブルース・リーの映画を観てあこがれ、九州産業大学に入学と同時に少林寺拳法部に入部し、密度の濃い学生時代を過ごして卒業しました。
北九州市の地元企業に就職すると同時に「福岡若獅子道院」へ転籍し、金剛禅とその易筋行を本格的に学びつつ、大学の監督として兼籍していたところ、実姉が難病で他界し、まもなく実父が不慮の病で他界し、人の命の期限を悟りました。
それを機に一度きりの人生に少し上の自己修練を求めて道院長資格講習会を受講して、八幡永犬丸道院を開設して道院長に就任しました。
どの年代でも、どのような環境でも、残念ながら「いじめ」は存在します。
いじめを克服するということはどういうことか、見ないふりをする気づかないふりをする、いっそいじめるほうにまわる、それは克服ではなく逃避。結局自分を強くすることで「いじめ」を克服しよう。強くなりたいという人には、本当の強さをまなべるように、負けない心身を得て自分を成長させたいという人には、丈夫な心身を育てられるような指導を心がけています。強くて、やさしくて、朗らかな人づくりをめざしています。
修練は、安全を最優先で考慮し、とにかく継続しやすい環境づくりに気をくばっています。。
修練により体幹を鍛えると共に、自立心を芽生えさせ成長させ、自身も他者から頼られる存在となれるような人を育て、そしてその人にとって充実した人生のための礎となったところとしての道院を目指している。
修練は週2回で、少年部(小学生以下)と一般部(中学生)の時間分けは明確にしていないので、大人たちが子供たちに対して規律を学ばせながら、子供たちの成長を見守っていたりするような道院です。
子供は、家族や学校以外とは異種の大人と接することで、基本的に早く自立することを促しています。
そして「自分にはいろんな可能性があるのだ」ということを気づかせることを主眼として指導をしています。
大人にとっては、この道院に参集している時間が生活の一部であること、やがて人生の指針としての必要性を感じてくるような修練場をめざしています。
小学生からはじめても、中年や高齢の方がいきなりはじめても、少林寺拳法は必ず身につけることができます。
年令を越えて、性別に左右されず、環境も様々な人たちが混然と修練することができるのは、当道院の特徴でもあります。
痛いけど面白い、痛いのに笑ってしまう。
そんな体験を重ねながら、一緒に成長しましょう。