まさか、自分が道院長になるとは、、、。今までの私は、警察官として自分が強くなって人を守ることができればそれでいいと思っていました。
ある日、自分の娘から、「なぜお父さんは先生じゃないの?」と言われました。娘は続けて「お父さんがみんなを指導して前に立つ姿はカッコイイ、お父さんも道院長になって」と言いました。
そして少年部の拳士に演武指導して結果が出た際、感謝の言葉を伝えられました。それから私は、四段試験を受け、道院長資格研修会を受け、道院長になりました。
私が道院長になったきっかけは娘の一言、そして、少年達から感謝の言葉を伝えられた際に、指導の大切さを学んだからでした。
〇 相手の立場になって物事を考える事
〇 人の話をしっかり聞くこと
〇 大人には理論を、少年には実践をの精神(大人には理論を先に教える、少年にはまずやってみせ、すぐにさせてみる、その後余裕があれば理論を少しずつ教える)
〇 自分自身を見つめなおすことができる道院
〇 自分たちの居場所がある道院
〇 自分のために生きるという意識が生まれる道院
〇 法縁を大切にすることができる道院
少年部も一般部も仲が良く、一般部は少年部の拳士を自分の子のように、皆で教化育成しています。
楽しくもあり、時には厳しくもある道院ですが、時々厳しいのは、道場の雰囲気に欠かせないものであります。
拳士同士に壁はないので、毎回の修練が楽しみ!という方が多く、雰囲気の良い道院だと感じています。
入門するまでは少し怖い印象があった少林寺拳法でしたが、今ではみんなと一緒に稽古するのが楽しくて、毎回必ず出席するようにしています。
他の習い事が忙しい時期もありますが、道院に行きたいので、他の習い事を早く終わらせる努力をして、道院に行くようにしています。
道院に行くこともそうですが、大会に出たり、色々な行事に参加すること、人と触れ合うことが楽しいと思っています。
道院に来たら、絶対少林寺拳法が好きになると思います。