56才の時に会社を勇退し、縁もゆかりもない福岡県の西戸崎に終の棲家を購入し移住しました。
余りある時間の中で、熱意と向上心を持って取組めることは少林寺拳法しかないと思い立ち、護身錬胆、精神修養、健康増進のどれか一つでも、この地域の方々のお役に立てればと思って、この西戸崎に道院を設立しました。
ニーズと多様性を大切にし、一人一人とのコミュニケーションを大事にしています。特に、小学生、中学生までは、道院での出来事をご両親と情報共有することで、一方向からの指導ではなく、ご両親と複眼的に子供たちに考えを伝えることで、子供たちに、正しいことは何かを考え判断する力と思いやりと自信を育てたいと思っています。
この魅力ある少林寺拳法の教えと技法によって集まって頂いた方々にとって、道院が豊かな人間関係を創出する場所となることを心より願っております。
1985年の国際親善大会で、故中野益臣先生から6か月間に及ぶ特訓を受け、剛法模範演武代表となられた三鷹中央道院の河西豊先生の元で17年間修行し、福岡に移住してからは、三角技法を研究されている筑前古賀道院の山本忠生先生の元で1年間修業しました。
河西先生の基本技と山本先生の柔法を土台として、ここにこれから私自身の研究と創意工夫を加えて、魅力ある教えと技法を伝えていきたいと思っております。
練習に毎回キックミットと乱取りがあります。いつも先生が防具を付けて相手をしてくれるので、とても楽しいです。まだまだ人数が少ないので、一緒に練習しませんか。