先代の道院長が体調を崩し道院運営ができなくなったため歴史のある福岡正法道院を存続させたいと思ったこと、少林寺拳法の技術と思想は素晴らしく現代に必要なものと実感していたので少しでも多くの人に伝えていきたいと思い道院長を引継ぎました。
が、引継ぐ決心をした矢先に仕事で大阪転勤となり指導・行事のために北九州と大阪を何度往復したことか・・・。3年半という期間でしたがその間有段者・保護者の方々に支えられて今があります。
いい仲間に恵まれて幸せな道院であり道院長だと感謝しています。
修練時には恐れられるが、それ以外は親しまれる様な厳しさの中にも楽しく明るい指導を心がけています。
日々の指導においては以下の3点を心がけています。
①けじめ(メリハリ)のある指導。
②基本を大切にする指導。
③技術・教えを理解し、実践に活かせるよう何度も繰り返し指導。
「絆」を合言葉に以下のような道院を目指してます。
①拳士全員が少林寺拳法の技法と教えの魅力をしっかり理解している道院
②本音で話せる仲間が集まる道院。
③老若男女問わず楽しく修行できる道院。
④一般拳士全員で子供たちの成長を見守り助け合える道院。
私が道院長を引き継いてから「絆」を合言葉に技術とともに人と人とのつながりを大切にしています。
道院の大きな特徴としては3つあります。
①親子・兄弟拳士が多いことです。厳しさなかでお和気藹々と修練しており子供達と同じ時間を共有でき成長を感じることができます。
②拳士全員が大会、講習会、町内の行事に積極的に参加しています。人間関係の輪が広がります。
③拳士の団結力が非常に強い事です。懇親会、キャンプ等のイベントも多く拳士同士だけでなく保護者も積極的に参加しています。
以上3つが大きな特徴です。
修練においては基本重視しており、しっかりした突蹴、体さばきができる様に指導しています。
【拳士A】
9歳の時に学校の友達に誘われて入門しました。この道院の良いところは先生方が熱心に指導してくれること、練習にけじめがあること、計画性があることです。
そして何よりも少林寺拳法の素晴らしさを教えてくれることです。少林寺拳法を通じて仲間も増え人間的に成長できたと思います。
【拳士B】
先に入門した長男が道場で楽しく時には真剣に練習している姿を見て自分も長男と共有する時間が欲しいと思い入門しました。
この道院の魅力は自分にも出来るかもしれない、やってみたいと思わせる雰囲気があることです。
また、道院内だけでなくいろんな場面で学べる機会を作ってくれることも魅力の一つです。