2021年に籍していた道院が閉鎖せざるを得なくなりました。
当時私は道院を引き継げる状況になく、行橋美夜古道院転籍させて頂きました。
2022年に五段を允可され、私の中で修練により培ってきた技術と、開祖をはじめ私が師事した先生方の教えを受け渡す相手が欲しくなりました。
それを師である廣津智一先生に相談し、「ぜひやりなさい」と後押ししていただき、また、妻をはじめ家族も理解してくれました。
豊前中部道院で師事した2人の先生の思いも引き継いでいるつもりなので「豊前スポーツ少年団は豊前中部道院が生まれ変わった姿です。」と胸を張って言えます。
相手に合わせて理解しやすい表現をして伝えることを常に意識しています。
また、昇級昇格を急がず、拳士個人の修練の度合いに合わせてその機会を作っていきたいです。
また、とにかく楽しく修練していきたいのでメリハリをつけるようにしています。
また、現在ハラスメントの問題も多くありますので、常に自戒しながら伝えていきたいです。
しかしながら「叱る」時はきちんと「叱り」ます。
保護者の方には叱った事実、内容などをきちんと説明し、理解を得られるようにしていきます。
現在8名の拳士が在籍しています。豊前スポーツ少年団支部は入会する拳士の方にとって「居場所」となれるように努めていきたいです。
もし途中で辞めることになったとしてもいつでも「帰ってこられる場所」になれることを願っています。
支部にはダウン症の女児が入会しています。
ダウン症の女児にとっては自身の成長の場として、周りの拳士にとってはダウン症の女児を通じて障害の有無に関係なく楽しめる「少林寺拳法」がここにあり、障害者差別や偏見などを少しでもなくすことができるのではないかと思っています。
また、支部長は福祉従事者でもあり、障害に対して理解があるつもりなので、拳士一人一人の個性に合わせて成長の手助けができればと思っています。
まだまだ人数は少ないかもしれないけど、みんな楽しく練習しています!
習い始めてまだ数ヶ月だけど、先生も丁寧に教えてくれるので、これからも頑張ろうと思います!