最近の道院の様子が変わりました。
常に数人の保護者が、うしろで見学しておられます。時には、一緒になって準備運動したり、突きや蹴りをやったり。
とても良い雰囲気なんです!
そんな中でのHくんとお母さんのお話です。
Hくんが体験、入門、そして今に至るまで、お母さんの存在がとても大きいと感じます。体験から入門当初まで、自由で自己主張がしっかりしたHくんは、少林寺拳法を通して、社会のルールや人間関係を学ぶうえで、お母さんが常に寄り添い、自宅においても、少林寺拳法という集団の中で学んだことをしっかりと親子で対話しながら教えていただいています。
説得力があるのは、お母さんもHくんと一緒に、少林寺拳法の修練という同一空間、同一時間を過ごしておられるということに尽きます。
単に私たちが教えるだけでは到底及ばない、Hくんの日々の成長の裏には、『親の愛と力』が存在しているのです。
Hくん親子が取組む、このような少林寺拳法との関わり方には、「子どもとじょうずに向き合う大きなヒント」があります。
ほかにもHくん親子と同様に、我が子の成長を後ろからそっと見守っている保護者がおられます。
それができないので、時々我が子の修練の様子を覗きに来てくださる保護者もおられます。
とても良い雰囲気なんです!