真剣に取り組むということ

この日の修練のテーマは、「組演武の披露」「相手の評価」である。

合掌礼から合掌礼まで、相手と呼吸をあわせて、真剣に突きや蹴りをやり、強い反撃を相手の胴に行う。

30分という短い時間で2構成だけの組演武づくりであるが、みんな一所懸命に演武を繰り返す。

さあ、時間がきた。真剣勝負だ! 一組ずつ、みんなの前で演武を披露。

演武を終え、大きく息を吐く姿に真剣さが伝わってくる。

それを見ていた子どもたちが、「9点。突きと蹴りが強い」 「8点。大きな気合が出ていた」

「8点。残心ができたらもっと良くなる」などなど、相手の良いところを見つけて評価したり、ここを改善したら良くなることを伝えてくれる。

評価してもらった子どもたちも納得した表情や笑顔で、お礼を言う。

このように、自信につながるような修練を心掛けている。

いいね! 4人