2019年8月25日(日)、「2019年度金剛禅総本山少林寺公認 福岡県教区講習会」(9時~16時。受講者数86名)を大野城市南コミュニティセンターにおいて開催しました。
開催の目的は、「金剛禅門信徒としての教化育成・資質向上を目指すとともに親睦や交流を深めること」にあります。
派遣講師は、少年部指導者講習会や少林寺拳法かるたの製作者でお馴染みの「中山文夫」先生(三重千種道院長)で、地元講師は、浦一・福岡中央道院長と益永亮・福岡県教区長・福岡玄洋道院長。
鎮魂行に始まり、①全体基本(少年部指導における留意点と実践例や相対修練・受けの練習を中心)、②科目修練(少年部指導における留意点と実践例を中心)、③法階講義『金剛禅の教義』、④僧階講義(対象別に3講義を実施)、⑤座談会(4~5名で構成する班ごとで選択テーマを語り合う)、⑥選択科目修練(事前アンケートに基づいて3グループで実施)でした。
今回の講習会は、前年度よりも多くの受講者が集い、僧階を持っていない拳士の参加も多く、僧階・金剛禅への理解を深める良い機会となりました。
座談会テーマや選択技術では、受講者の要望に応えるべく、事前にアンケートを実施しました。
座談会では、「他人に対して、地域に対して、少林寺拳法ができることは」「道院(部内)修練・行事について<修練内容、周年行事、イベント、ワークライフバランスなど>」「拳士数増加のために施策と効果について<新入門獲得・修行継続など>」「少年部の稽古で特に気をつけていること<指導方法、障がい児童対応、パワハラと熱血の違いなど>」「いま自分の道院で抱える問題や課題は<後継者、保護者との信頼関係、拳士数減少など>」について、和気あいあいの中にも、熱く、真剣に対話が進められていました。
また、遠く三重からお越しいただいた中山文夫先生の面白おかしくかつ分かりやすい講義や技術指導に、受講生も満足していただけたようです。中山文夫先生ありがとうございます! (^人^)
反省点としては、授業コマが50分と短かったため時間に追われた感があったことから、「もう少し話をしたい、伝えたい」「講師陣からもっと話が聴きたい、技術を学びたい」などの要望がありましたので、今後改善して参ります。
2020年度も「公認福岡県教区講習会」を計画していますので、是非ご参加いただき、みんなで盛り上げましょう!!