一部紅葉も始まった10月末、福岡地区10月度武専が開催されました。
まずは開祖法話学習で1965年、1966年指導者講習会での開祖の法話を聞き、少林寺拳法の目的が「人を育てること」であること、また、平和な世界をつくるには指導者の質に左右されることを改めて確認することができました。
また、今月は竹尾先生、佐藤先生、岡村先生から講義や技術を教えていただきました。特に技術は先生方の動きを再現しようと、皆さん本当に熱心に繰り返し繰り返し試されていたのが印象的でした。
そして、最後は佐藤先生による演武指導の時間が設けられ、良い演武のポイントなどを教わりました。実際自分たちでも演武を作り上げ、披露して、アドバイスをいただくことができ、とても参考になりました。
ところで、武専の講師の先生の中でも、毎回元気なお顔を見せてくださる安田先生ですが、今回の武専ではお昼休みにもかかわらず受講生の皆さんが安田先生の周りに集まっておられ、技について熱心に尋ね、教えを受けている姿が印象的でした。それから、西田先生も出席されて、技術修練されている姿をみて、長く続けていらっしゃる先生方も、まだまだ研鑽を続けていらっしゃることに感銘を受けました。そんな先生方の元気な姿を見るだけで、勇気が湧いてくるような気がしました。